導入事例

太陽光発電の導入で100%クリーンなエネルギーで電気自動車への充電が可能【GNホールディングス株式会社様 導入事例】

■導入年月/2024年1月  ■導入場所/群馬県前橋市


GNホールディングス株式会社様は、主に日産車、Audi車、ルノー車などの普通自動車をはじめトラックやフォークリフトの販売をされています。2022年には新事業として、廃棄用のエンジンオイルをろ過し、再生重油としてイチゴ栽培のビニールハウスの暖房に活用する循環型農業を開始されました。これにより年間40万リットルほどの排気用エンジンオイルをリユースすることに成功しました。農業法人mino-Lioを設立し、農家さんに再生重油を安価に提供することで、環境保全だけでなく地域農業にも多大な貢献をされております。今回は、モビリティ支援室 室長の野口治也様にお話を伺いました。

導入目的

2022年よりEV(電気自動車)用急速充電器を各店舗に1台ずつ取り入れ、充電網拡大による電気自動車の普及を目指していました。そんな中、世の中でも注視されている電気料金の値上がりがあり、太陽光発電システムの導入を考えるきっかけとなりました。

サンジュニアを選んだ理由

弊社の役員のご自宅にサンジュニアさんの太陽光発電システムを設置していたこともあり、これまで積み上げられてきた長年の信頼関係からサンジュニアさんを選ばせていただきました。

設置システム概要

  • パネル設置箇所
    屋根上
  • 発電出力(モジュール)
    198.000kW
  • 発電出力(パワーコンディショナ)
    154.95kW
  • 設置面積
    約953㎡
  • 管理設備
    発電監視システム
  • 方位(真南を0度として)
    -20度
  • 傾斜
    2度

導入してみて

太陽光発電システムに電気自動車を活用したエネルギーマネジメントシステムである「ニッサンエナジーシェア」を連携させました。「ニッサンエナジーシェア」は、EV用充放電器から電気自動車に電気を充電する際に、オフィスの電気使用状況や電気自動車の利用頻度に応じて充電の制御をしたり、電気自動車からオフィスに電気を放出することで、1日の最大電気使用量を減らし電気代の基本料金削減を目指すことができる仕組みです。太陽光発電システムと連携させることで、電気自動車への充電に100%クリーンなエネルギーで発電された電気を使用でき、脱炭素の取り組みを進めることができました。「ニッサンエナジーシェア」のプレスリリースを配信したところ、多くの反響をいただきました。今後は群馬県のみならず県外からも多くの皆様に来ていただけたら嬉しいです。

今後の展望

創業からもう少しで100年という節目を迎え、次の100年に向けて脱炭素の分野をリードしていく会社を目指します。今年度合計で1800kw近い太陽光発電システムの導入を考えております。SDGsの参加者の1人として、引っ張られるよりも引っ張っていける存在になるとともに、多くの県民の皆様を巻き込んで脱炭素の輪ができたらいいなと思っています。

当社担当より

この度は貴社工場の屋根に太陽光発電システムを設置させていただきありがとうございました。《ニッサンエナジーシェア》との連携での導入に携わらせていただき、貴社の電気代削減、環境価値の向上、地域貢献、BCP確保の取り組みのお役に立てたことを大変うれしく思います。今後とも、脱炭素社会の実現に向け、末永いお付き合いをお願いいたします。

 

前橋営業所 金子