導入事例

電力購入量削減と遮熱効果で太陽光発電導入を決意【株式会社ユニコン様|精密機械器具製造業|導入事例】

 

株式会社ユニコン様

■事業内容/精密機械器具製造業

■導入年月/2024年10月  ■導入場所/長野県塩尻市広丘吉田563-11


 テレビCMでもお馴染みの株式会社ユニコン様は昭和60年設立以降、産業用ロボットや半導体製造装置、自動車などに使用される減速機部品の加工をされています。

 信州大学が中心となり開発をされた長野県初の超小型衛星「ぎんれい」にもその技術力が使用されるなど、高度な技術力で業界の先頭を走るフロントランナーとして活躍し続けています。環境に配慮するため「エアコンからでる油混じりの水を油と水に分解してから処理をする」「廃材からでる油で土壌を汚染しないよう廃材の管理を室内で行う」といった取り組みを実施しています。

 今回は、代表取締役社長の百瀬将之様にお話を伺いました。

導入目的

 当社で製造している製品は工場内の室温の影響によって、ミリ単位で伸び縮みするなどの変化が起こります。
 そのため工場内に窓を設置しないなど、徹底した室温管理を行っています。室温管理を行う中で、電気代が無視できない程に高騰しました。これから先、昔のように電気代が安くなるとも考えられないことから、電気代対策として太陽光発電システムを導入することを決めました。

 太陽光発電システムで発電された電気を使用することで電力購入量の削減が見込めるだけでなく、屋根に太陽光パネルを設置することによる遮熱効果で室温変化を抑えられることが良かったです。
 更に、SDGsの目標でもある二酸化炭素排出量削減に貢献できることも魅力でした。

サンジュニアを選んだ理由

 八十二銀行様よりサンジュニアさんをご紹介いただきました。
 CMを見たことがあったことや長野県の太陽光施工業者として有名なことから、以前よりサンジュニアさんのことは知っていました。見積もりから施工、申請手続きまで全てワンストップで行っていただけたことが良かったです。
 当社は日当たりがそこまで良くなく発電量が見込めないのではと考えていました。サンジュニアさんにどのくらい発電量が見込めるのかシミュレーションをしてもらったところ、発電量がある程度見込めたことが太陽光発電システム導入の後押しとなりました。

設置システム概要

パネル設置箇所 屋根上
発電出力(モジュール) 206.460kW
発電出力(パワーコンディショナ) 150kW
設置面積 約985㎡
管理設備 発電監視システム
方位(真南を0度として) 15度
傾斜 -2度

想定発電量・CO2排出削減量

  • 想定発電量(初年度)
    約239,000kWh (⼀般家庭が年間に使⽤する電⼒約60軒分)
  • 想定CO2排出削減量(初年度)
    約118t-CO2/年 (杉の⽊換算約134,000本)

導入してみて

 スマートフォンで発電量を見ることができるのですが、雨が降っていてもしっかりと発電してくれています。太陽光発電システムを導入してまだ間もなく電気代がどのくらい削減できるのかわかりませんが、電気代削減効果に期待しています。
 また、二酸化炭素を排出しないクリーンな電気を日々使用することでSDGsに貢献できたことが良かったです。

今後の展望

 近年物価が高騰していることもあり、更なる電気代高騰対策として太陽光発電システムの増設を考えています。

当社担当より

 この度は弊社太陽光発電システムを導入いただき、誠にありがとうございました。
 打ち合わせでは百瀬社長に人工衛星や製造に関してのお話をお聞きしたり自分自身も非常に勉強になりました。導入頂いた自家消費型太陽光で電気使用量削減、CO2削減に効果がでることを私も期待しております。
 今後もお役に立てるよう精進してまいりますので、末永いお付き合いをお願い申し上げます。

 

松本営業所 渡辺