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太陽エネルギーお役立ちコラム
災害に備える!家族4人の安全対策5選~避難所編~
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1.家族を守る防災対策について考えてみた
防災対策って何から始めればいいのだろう
2025年1月、新しい年が始まりましたが、防災について改めて考えてみませんか?
昨年も日本各地で地震が相次ぎました。特に震度5強以上の地震が発生した地域では、
多くの方が災害に対する備えの重要性を再認識したことでしょう。
災害はいつ起こるかわからない。だからこそ、普段からの準備が私たちと家族の命を守るカギとなります。
さて、昨年9月1日は「防災の日」でしたね。皆さんはどんな防災対策をされていますか?
実は我が家、防災対策に関してはほぼ無防備な状態で、懐中電灯を持っているくらいでした…。
そんな中、以前イベントで「地震体験車」を利用して地震体験をしたことがありました。皆さんは体験したことがありますか?
私は椅子に座った状態で震度7の揺れを体験したのですが、机に必死にしがみつかないと耐えられないような激しい揺れでした。
そのとき、「子供を守らなければ」と考えたら恐ろしくなり、涙が出そうになったのを覚えています。
その経験があったからこそ、今回の「防災の日」をきっかけに「家族を守る防災対策」を本格的に始めようと決意しました。
まず直面したのは、「防災対策って何から始めればいいんだろう?」という疑問。
いろいろと調べた結果、我が家では5つのポイントを軸に対策を行うことにしました。
次回のコラムでは、この5つのポイントについて詳しくご紹介します。
防災対策は、特別なことをする必要はありません。小さな一歩を積み重ねて、家族の安全を守りましょう。
2.子どもを守る防災のポイント
避難場所・避難経路の事前確認
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まず、自宅近くの避難場所や地域の避難経路を家族で確認することが大切です。
長野市のホームページで調べたところ、最寄りの避難所は小学校でした。
ところが、小学校は洪水や大規模な火災には対応していない避難所だと判明。
洪水や火災を含むすべての災害に対応できる避難所は、歩いて30分ほどの運動公園でした。
この運動公園は家族でよく訪れる場所なので、距離や道は問題ないと思いましたが、
いざ災害となると話は別。気持ちが焦っていたり、道が塞がれていたりする可能性もあります。
そこで、子どもと一緒に「避難経路確認さんぽ」をすることにしました。実際に歩きながら、
倒れたりしそうな建物や危険な場所がないか確認する。
この道が通れない場合、どのルートを使うか代替案を考える。
など、災害時をイメージしながら確認します。
「もしもの時」に備えるこの散歩が、子どもにとって防災への意識を高めるきっかけにもなります。
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子供向け防災訓練の実施
避難訓練を「防災ごっこ」として家の中で楽しく行うことで、
子どもたちにも避難場所や避難経路をわかりやすく伝えることができます。
実際に「地震が来たよ!」と声をかけてみると、保育園で避難訓練をしている子どもたちは、
「机の下に隠れて!だんごむしポーズだよ!」とすぐに動けました。
一方で私は、何をすべきか戸惑ってしまい、家族を守るにはまだまだ準備が足りないと痛感しました。
地震発生時の基本行動として、以下を再確認しました。
揺れている間は テーブルの下で身を守り、脱出口を確保。
揺れが収まったら 身の安全を確認し、火の始末をして情報収集や避難。
家族全員が冷静に行動できるよう、定期的に防災訓練を行うことが大切です。
防災グッズの準備と定期点検
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家族4人分の防災グッズを揃えるため、まず非常食セットを購入しました。
長期保存が可能な食料はもちろん、子どもが安心して食べられるものも意識しました。
例えば、
水:1人1日3リットル×3日分(4人で36リットル)
保存食:カンパン、フリーズドライ食品、レトルト食品、子ども用のスナックやお菓子
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購入した非常食を子どもたちと試食してみたところ、筑前煮は「いつもと味が違うけど食べられる」とのこと。甘いパンは「おいしい!」と大好評で一安心でした。
普段から子どもたちに慣れさせておくことも大事ですね。
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防災グッズはそれぞれの項目ごとに準備しました。
【基本アイテム】携帯トイレ、懐中電灯、予備の電池、ラジオ、モバイルバッテリー
【衛星用品】ウエットティッシュ、マスク、生理用品、歯ブラシ・歯磨き粉
【医療用品】緊急セット、体温計、使い捨て手袋
【衣類・防寒具】防寒用アルミシート、雨具、着替え
【便利グッズ】ビニール袋、紙皿や紙コップ、割りばし、ガムテープ、ナイフ
【書類や情報】家族の連絡先リスト、保険証や免許証のコピー、現金
個別に必要なものも忘れずに。私はメガネが必需品なので、予備を用意しました。
他にもお薬や健康用品など、家族それぞれに必要なものを点検リストに加えています。
子ども用グッズとしては、お気に入りのおもちゃや絵本も必要ですね。
家族間の緊急連絡方法を決める
災害時には携帯電話がつながらない場合を考えて、家族全員で使用できる緊急連絡方法を確認しておきたいですね。
例えば、
避難場所での合流ルールを決める。
公衆電話の使い方を子どもに教える。
防災カードの作成:子どもの名前、連絡先、アレルギーやお薬情報などを記入したカードを作り、常に携帯する。
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調べていると防災カードというものがあることを発見!
自分の名前を伝えるのですらやっとこの子供たちには最適なアイテムです。
それに、子供とばらばらに避難する事なんで考えたことも無かったので、これがあれば安心です。
いろいろなサイトでダウンロードできるようになっていましたので、
私は「NHK防災」サイトからダウンロードしてみました。
子供の好きなものもカードに記入しておけば、親がいない状況でもサポートしやすくなるようです。
実際に子どもと一緒に防災カードを作成し、「いざという時はこれを見せれば大丈夫」と話すことで、
子どもたちも少し安心した様子でした。
災害時の連絡方法と言えば、災害用伝言ダイヤルがあります。
災害用伝言ダイヤルは離れ離れになった際や自宅に帰れない時でも家族に連絡が取れる手段です。
災害用伝言ダイヤルは下記の期間に体験利用ができるみたいです。
体験利用ができる日
■毎月1日と15日
■正月三が日(1月1日〜1月3日)
■防災週間(8月30日〜9月5日)
■防災とボランティア週間(1月15日〜1月21日)
体験できる日が多くてありがたいですね。私も体験してみたいと思います!
心の準備とストレスケア
被災後の生活は、日常と大きく異なり、子どもにとって大きなストレスとなります。
避難所生活では、子どもの泣き声やわがままが迷惑にならないか気にしてしまうかもしれません。
日頃から「安心できる言葉がけ」や「家族の合言葉」を決めておくと、子どもたちの不安を和らげる助けになります。
また、乳幼児を連れて避難する場合は、授乳スペースやおむつ替えスペースを確保する重要性を
以前に参加した防災講座で学びました。
ストレスを減らし、母乳を保つためにも、備蓄に加えてプライバシーを守る工夫が必要です。
おむつ替えスペースをきちんと分けることで、感染症予防にもつながります。
もし避難所で乳幼児のいる家族と一緒になったら、協力してスペースを確保したいと思います。
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子供たちのストレス緩和の為には、お気に入りのおもちゃや絵本をもっていってあげると良いでしょう。
子供はストレスで無意識に乱暴な言葉や行動をしてしまう事もあるようです。
これらは子供らしい遊びを制限せずに過ごすことで、徐々に良くなるそうです。
大人がどれだけ丁寧に子供と向き合えるかが、鍵になりそうです。
まとめ
防災対策は「日常の延長」として少しずつ進めていくことが大切です。
日頃から「もしも」に備えていれば「もしも」が起きた時、きっと上手に対処できるでしょう。
子どもたちの命を守り、家族が安心して過ごせるよう、今できる準備を進めていきたいと思います!
投稿者プロフィール
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岡田 梓マーケティング部
物価高騰の昨今、普段の生活の中で節約をしていきたいと考える、男の子2人を育てる主婦です。固定費の見直しや節約術、節約レシピなど取り入れられそうなものを常にリサーチしています。ここでは試行錯誤の日々をブログ感覚で発信していきますので、お付き合いいただければと思います。