長野県上水内郡信州新町に本社を構えるジンギスカンの加工を主とした食肉加工業を営まれている、むさしや食品有限会社様の新工場の立ち上げに際し「地球にやさしいエコな設備導入」を行いたいとのご要望を受け、毎日の掃除に使用される大量のお湯を太陽熱で沸かす設備を導入させていただきました。
導入事例
【むさしや食品有限会社 様】は太陽熱給湯システムの導入で、CO2削減・経費削減の効果を実感されています
設置システム概要
70度のお湯を毎夕2,000リットル程度一度に使用される為、集熱面積41.8平方メートル、貯湯量2,000リットルのシステムを設計し、凍結防止回路及び過集熱防止制御を備えました。
集熱器
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設置集熱器面積41.8平方メートル
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集熱器設置枚数20枚
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設置方位東17度
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設置傾斜角45度
貯湯槽
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容量2,000リットル
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熱交換器内蔵
制御
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凍結防止不凍液使用による
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沸騰防止落水式沸騰防止制御
導入後の評価
本システムの導入後経過、導入効果などについて、むさしや食品有限会社代表取締役 大久保公雄様にご評価いただきました。
平成20年2月14日に新工場へ移転を致しました。弊社はジンギスカン製造を主とした食品工場で毎日の手洗い・機器器具類の洗浄・作業場の清掃等、大量のお湯を使用するので、このたび、新工場新築にあたり「地球温暖化対策CO2削減」「経費削減」を目的に太陽熱を利用した太陽熱給湯システムを導入いたしました。
新工場になり、上水道使用量が1.5倍になりました。そして灯油代、ガス代の推移を調べて、最近の灯油価格高騰を考えますと、太陽熱給湯システムの導入によりCO2削減・経費削減の効果はかなり大きいと実感しております。